「不動産仲介業者はいらない」必要性はないのか検証
「ネットで不動産の情報は見られるから、不動産仲介業者はいらない」
不動産仲介業者を介さずに個人間で契約ができたら、仲介手数料が浮くことは嬉しいですよね。


しかし、そのまま個人間で契約してしまうと、トラブルが起きたときに責任の所在が「個人」になってしまい、最悪のケース、多額な謝礼金を払い、家族にも辛い生活をさせることにも・・・!


そうならないためにも、不動産仲介業者と一緒に売却活動を進めていく必要があるのです。
決して、「不動産仲介業者がいらない」「必要性がない」なんてことはありません。


では、不動産仲介業者はいったい何をしてくれるのでしょうか?


この記事では、あなたの不動産を売却するときに不動産仲介業者に助けてもらう点をご紹介していきます。


それでは、まいりましょう。

不動産仲介業者はいらない!?
【業者は「詐欺師」や「瑕疵」からあなたを守ります】

あらかじめ言っておきますが、不動産仲介業者が全く不要になり、いらない状態になることはありません。


ベテランの不動産投資家のように売買を何度も繰り返して不動産に詳しくなり、半ば業者化したようなセミプロの人ならば別ですが、生涯に一度か二度しか不動産取引を経験しないような素人の人が、業者を介さずに個人間売買を行うと、瑕疵のある物件をつかまされたり、価値のない物件を騙されて買わされたりなどのリスクが大きくなります。


例えば、もしも詐欺師が、本当は所有していない物件を売ろうとしていた場合、あなたはそれを見抜くことができるでしょうか。


あるいはかつて流行した原野商法のように、人里離れて道路も通っていない二束三文の土地を、開発計画があるといって売りつけられそうになった場合、あなたは騙されずに済むでしょうか。


購入した住宅にシロアリや雨漏りなどの瑕疵があった場合、あなたは直接、売り主と交渉して修繕させることができますか。


100円ショップの商品であれば、すぐに壊れても笑って済ませられるかもしれませんが、何千万円もする不動産で価値のないものを掴まされて、あなたは平気でいられるでしょうか。


不動産仲介業者の仕事は、お互いにどこにいるか分からない売り手と買い手を結びつける ことだけではありません。


担当する顧客の希望をニュアンスまで含めてくみ取り、合いそうな物件を探して、暑い日も寒い日も下見に出掛けます。


取引の対象となる不動産を役所に通っては詳細に調査し、必要であればローン審査の手伝いもし、無事に引を成約させ、お客様に満足していただくことが仲介業者の仕事です。


売り手と買い手のマッチングだけならば、インターネットの不動産ポータルサイトでも同じことができそうですが、それだけが仲介業者の仕事ではないのです。

不動産仲介業者はいらない!?
【元付け業者の本音】



あなたが売却依頼した不動産仲介業者のことを「元付けの不動産仲介業者」といいます。


この元付けの不動産仲介業者は、何もレインズに情報を登録するだけで十分としているわけではありません。


レインズを通して他の不動産業者に情報を公開したとしても、できれば自社で買い手を見つけたいのは誰しも同じことです。


不動産業者の中には、基本は両手取引で、やむを得ない場合だけ片手で我慢するという業者も少なくはないのです。


そこで元付け業者はレインズに登録するよりも早く、自社で抱えている顧客にDM(ダイレクトメール)を送って情報を知らせたり、あるいは来店客に率先して自社の請け負った物件を勧めたり、店頭に物件情報を提示したりして、顧客を見つけようとします。


レインズに登録するまでには5~7日間の猶予があるのでその間にできるだけのことをしようとするわけです。


現在はインターネット広告も重要です。


自社のウェブサイトに情報を掲載するのはもちろん、必要であれば掲載料金を支払って、アットホームやホームズといった不動産ポータルサイトに情報を掲載します。


不動産ポータルサイトへの掲載はお金を払えば元付け業者でなくてもできるのですが、レインズへの登録よりも早く掲載することで他の業者を牽制しつつ一歩リードすることができます。


インターネットサイトから問い合わせをしてくる顧客は、積極的な検索の結果として情報を「発見」しているのですから、熱意の高い顧客だといえます。


その一方で、多数の情報を比較検討しているので成約に至らないことも多いのです。


広告活動の中でも最も重要になるのが、ポスティングや新聞折り込み広告といった紙のチ ラシです。


一般に「不動産の買い手は半径500メートル以内にいる」などといわれるように、中古の家やマンションは、近所で賃貸住宅住まいをしていたり、あるいは広い家への買い替えを検討していたりする人が買い手となることが多いのです。


そこで、物件の周辺に範囲を絞ってチラシをまくことで、本気で購入を検討している買い手にリーチすることができます。


ただし、紙のチラシはインターネット広告に比べてお金がかかります。


大手の不動産業者は、多数の物件を1枚のチラシに掲載することで物件ー件あたりのコストをおさえて広範囲にチラシをまくことができますが、中小業者にはなかなか難しいでしょう。


また、ご近所さんには売却を検討していることを知られたくないという売り手の場合には、この戦術が使えないので困ったことになります。


さらに、内覧希望者が多い場合には、日程を決めて丸一日現地で内覧会なども行います。


以上が、媒介契約を受けた元付け業者の行う広告活動の大半になります。


もちろん、買いたいという顧客がいれば物件の内見の付き添いもしますし、契約時には立ち会って契約条項の説明も行いますが、それは顧客が現れてからの話です。


このような不動産業界の仕組みが知られるにつれて、何度も売買を繰り返す不動産投資家のエンドユーザーの中に、仲介手数料は高すぎるのではないかと考える人たちが出てきました。


レインズとインターネットが誕生する前は不動産業者を通さなければ、物件の売買は不可能でした。


しかし、レインズができてからは不動産業者の仕事はずっと楽になりました。


またレインズの情報には及ばないとはいえ、インターネットの不動産ポータルサイトもこれだけ充実しているのだから、エンドユーザーの売り手も買い手も、その気になればネットを通じて個人間取引ができるのではないかとの声がささやかれるようになったのです。

まとめ

いかがでしたか?


不動産仲介業者はいらないなんてことはありません。
以下のようなことをできるのは業者だからです。

  • 詐欺師に騙されなくなる
  • 欠陥が後から見つかった時の交渉をしてくれる
  • よりマッチングした買い手を見つけて高く売ってくれる

個人間取引も、できるならいいのですが、特に注意しなければならないのは、「後から欠陥が見つかってしまったときにどうするのか」です。


欠陥や劣化のことを瑕疵といいますが、瑕疵の生じたときに責任の所在がどうなっているのか、100%問題ないと言えるのであれば、個人間取引でもいいのでしょう。


しかし、口約束などでしか瑕疵の保証ができないなど、不安要素の残る場合は身内であっても不動産仲介業者を間に挟んだ方が、お互いのためになるかもしれません。



イエイのタブレット別トップ画像

※当サイト(イエイ.jp)のTOPページへ移動します。

「いちばん高い」がみつかる価格比較サイト、イエイ。
最大6社の査定書を無料で即日お取り寄せしてくれる便利なシュミレーションサイトです。
これまでに300万人以上が利用している不動産一括査定サイトです。
「でも、顔の見えないサービスで本当に信頼できるの?」と思う方も少なくないはず。
イエイ.jpでは元業界人が自分の不動産をイエイ経由で売却してわかった評判と口コミをまとめています。
興味のある方は、イエイ.jpのトップへ移動して評判と口コミをチェックしてみてください。